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高平への移住で実現!!!「憧れの大家族のような暮らし」

兵庫県尼崎市から移住

30代 ファミリー

高平へ移住したきっかけを教えてください!

10年以上前に仕事で高平を回っている時、佐藤さんと出会い、初対面で「ごはん食べていく?」と声をかけてもらい「はい!いいんですか?」とカレーをご馳走になったのがそもそもの始まりだと話す和孝さん。
それからは毎年、年賀状のやり取りをし、結婚して二人目の子どもが3か月のときに年賀状の景色にひかれて初めて家族で高平を訪れました。佐藤さん宅に初めて行った由佳さんが今でも鮮明に覚えているのが、空の衣装ケースの即席のべビーベッドに3カ月のベビーを寝かし、「さあ、こっち来て野菜切るの手伝って〜」と、すっと台所に促された時の光景。それまで家族4人の尼崎での暮らしでは味わったことのない居心地の良さと、楽しさ。田舎の大家族になった気持ちを存分に味わい、生活のイメージがくっきりと湧いてきたそうです。

移住の決め手は??

ちょうど家を探している最中だった和孝さん由佳さん夫妻。選択肢に田舎暮らしが急浮上したタイミングで農地付きの空き家が見つかり、農業もやりたいと決断、ずっと尼崎で暮らしていた分、田舎の不便さも気になるところではあったそうだが、最終的に高平を選んだ決め手は、「景観」と「人のつながり」。突然百歳体操に参加してもすぐに受け入れてくれるなど、いつも地域の人の温かさに感謝されているそう。いつも助けてもらってばかりだからその分、草刈りや消防団、営農組合などに参加し少しでも役に立てたらと和孝さん。地域の人と関わり、助け合いながら生活する暮らしがとても嬉しいと笑顔で話さ れました。

高平での暮らしについて

高平で暮らしてからは近所の方々と仲良くさせてもらい、助けてもらうこともしばしば。甘えられる人がそばにいることの心強さを話してくれました。

高平で何より今一番好きなことは、村のために時間と労力を使った後に、みんなで飲むビ ールが最高だと即答で話してくれた和孝さん。自分の為ではなく、地域に自分のエネル ギーを使った後というところが最大のポイン トだそうで、その時に話す会話も楽しみだそうです。由佳さんは何もない時にこそ、話し かけてくれるご近所との他愛もない会話が大好きだそうです。ロコミで広がる小ネタも、 いつもつながっている気がして居心地がいいそうです。

子育てについてはどうですか?

高平に来てから3人目を生む決意をしたのも、高平で出会ったママさんからの影響が大きかったそうです。助産院での出産経験を通して、自然体の心地よさを明確に感じるようになりさらに農業を通して、作物も人間も元々生きる力が備わっているということや自分の力を信じることの大切さなどを学んだそ うです。高平で暮らしていたからこそ得られたものを話す吉川夫妻からこれぞ生きるパワ 一を感じずにはいられませんでした!

※高平郷づくり協議会の郷づくり通信からの転載