〈参加人数〉 大人 18人、小9人
「時間」 10:00〜17:00頃
「気温」 9/21℃
「天気」 晴れ/くもり
急に暖かくなり初夏のような温かさ、春休みでお子さんの参加も多く、令和6年度の稲作は賑やかなスタートとなりました🤗
沢山の作業がありましたが、作戦会議では皆が意見を出して実験や進め方を決め、段取りは大雑把でも皆さん各々が阿吽の呼吸で作業を進める…さすがふるさと楽農部の皆さん👏👏感謝💕
午前(①②を並行して開始、①終了後②に合流)
①ジャガイモ種芋切り分け、灰塗し
②キヌヒカリ種籾選別、温湯消毒、浸種開始
午後
③ジャガイモ植付け
④収穫
⑤苺畑貸主さん依頼の木材運び
番外:田んぼの蓮華状況確認
午前(①②を並行して開始、①終了後②に合流)
【①ジャガイモ種芋切り分け、灰塗し】
・先週入荷の出島10kgは小さな芽出始め、追加3割引きの普賢丸、男爵、トウヤ各1kgはややしわしわ、しっかり芽出し済み😅
・大小様々の種芋は、30~60g前後に頂芽~へそに切断
(小さな種芋はまるのまま)
・切断面に灰を付ける
・Yさんの作業の流れ指導の下で子供達が変わり番子で作業
(勢いあまって出島以外の品種は判別不能😅MIXに)
・ざっくり出島約180片、MIX約140片程度
【②キヌヒカリ種籾選別、温湯消毒、浸種開始】
作業時間:湯沸かし開始から2時間弱
準備物品:
•羽釜(蓋付き)×2、ロケットコンロ×2
•種籾(キヌヒカリ)8kg 、種籾を入れる網ネット大(青)×2枚、網ネット3kg用(赤)×4枚(農業倉庫入口右の白い棚下段)
•塩1kg、生卵×1個、熱湯(ポット、他)、水
•白色バケツ×3、つけもの樽×2
•ストップウォッチ(スマホ)、温度計(アナログ細長タイプ)
•アルミ両手鍋大×1、ザル大小×1、ボール大×2
•おたま(泡立て器)×1、カス揚げ×2
(柄杓2、キッチンペーパー)
種籾選別作業
①鍋に水を入れ2つのロケットコンロでお湯の準備をする
②種籾を約2kgづつ4回に分けて種籾選別を始める
※今回「のうけん」購入分は扇風機による選別処理済のため「のうけん」からは選別不要、藤田先生からは水と温湯選別実験を進められたので実験することに🤗
温湯選別
③白色バケツに約1/3の水、塩1kgを少しずつ入れ、おたまで混ぜる(※バケツの底に塩がたまらないように)
④塩が溶けたら生卵をバケツの中に入れ浮いてくるまで塩分調節をしながら混ぜる
⑤生卵が浮いてきたら生卵を取り出し、種籾約2kgを入れる
⑥1〜2分ぐらい時間が過ぎたら浮いてきた種籾を「カス揚げ」でザルに入れ、選別された種籾の中身を確認
⇒「のうけん」品は過去より除外籾少な目、除外籾は選別籾と肉眼では有意差なし。浮いてきた種籾は乾燥させ🐓鶏の餌にする。)
⑦種籾選別した種籾は網ネット3kg用に入れる
⑧バケツの水でネットに入れた種籾を軽くすすぐ
水選別
⑨白色バケツに約1/3水を入れ、種籾約2kgを入れる
⑩⑥~⑧と同様に種籾選別をして選別された種籾の中身を確認
⇒除外籾は明らかに欠陥籾なので水選別は必要!
★温湯選別の除外籾は2/2正常籾と差なく、水選別は2/2が欠陥籾だったので、選別効率考慮して残りは水選別を実施
温湯消毒(63℃7分)
①1回目、アルミ両手鍋大に65℃になったお湯を入れ選別済種籾の入ったネットを入れ上下に揺らす。60℃を割り込んだのでポットの熱湯を追加したが55℃前後迄低下したので10分間に延長
×昨年はポリバケツを使用し、種籾をさらに三分割、熱湯も沢山準備して細かく温度管理してたようです🙇♂️
②温湯消毒した種籾はネットごと湯切りをして水洗して水浸
③2回目、①~②を繰り返すが温度低下が激しかったので、アルミ両手鍋大に67℃まで上げたお湯を入れ、選別済種籾の入ったネットを一回目の残り湯に一度浸してから投入(65~59℃7分)。湯切りは②と同様。
④3回目、ロケットコンロの湯釜の上昇が急激ではないので、残り湯に一度浸してから沸かしながら温湯消毒を試す(62~65℃7分)。湯切りは②と同様。
⑤4回目、3回目同様に沸かしながら温湯消毒、スタート65℃だったので残り湯浸水せず(62~65℃7分)。湯切りは②と同様。
★ロケットコンロの湯釜温度上昇がゆっくりなので、たっぷりのお湯を沸かしながら温湯消毒するのが一番効率良さそう(コンロ1台と水)
⑥3kg用網ネットに入っている種籾は購入時の5kg用(青)ネットに入れ替えをする
⑦温湯消毒後、ネットに入っている種籾を樽(中)に入れポンプで井戸水10~12℃に8〜10日間浸水(本日10.5℃×9.5日=積算温度100℃日前後)
※秀一さんに種籾を井戸水でつけて約10日間、毎日、井戸水を交換、種籾の状態観察していただきます、感謝🙏
注〉楽農部でポンプを使用する時は畑専用ホース接続部と交換する、接続部はポンプの近くに置いてある
お昼休憩
💕美味しいご飯と談笑💕
※今日も少女隊の手料理に沢山の持ち寄りおかず
でお腹一杯!写真撮り忘れました🙇♂️
播磨農業高校のイセヒカリは確かに艶やかで美味しい(ややあっさりとの声も…楽農部のコシヒカリも負けてない⁈…😅)
午後
【③ジャガイモ植付け】
・お昼休憩後、ジャガイモの植付けについて作戦会議
- ジャガイモ種芋の切り口を下向き(一般的、芽掻き要)、切り口を上向き(逆さ植え、強い芽だけ成長し芽掻き不要)、下に枯草を敷く(昨年無施肥畑で実施、種芋の下をフカフカにしておくと芋が良く育つとの事)の3種類を実験
- 芽の出る方向が揃うので植付け向きはへそが北側、頂芽が南に向くように植付け(方向不明のものもあり…😅)
- 黒マルチと草マルチも実験予定だったが、枯草少なく全畝とも黒マルチ設置
・耕運畝立済なので、溝上げ畝整形をみーんなで実施
・枯草を敷く畝は畝の真ん中を少し深めに畝割して枯草を敷き、30~40cm間隔で種芋の切り口を下に置き覆土
・枯草を敷かない畝は、30~40cm間隔で10cm前後の穴を掘り、畝ごとに種芋の切り口を上向き、下向きを分けて覆土
・入口(西側、川側)から
出島:枯草敷き畝、切り口上、上、下、下
MIX :切り口下、下、上、丸のまま
※枯草敷き畝も丸のままが約半分
・黒マルチはカエルーチ「生分解性マルチフィルム」だったので、破れやすく(劣化していた可能性も…)マルチ押さえのみでは不安だったのでマルチ両サイドに土のせ実施
【④収穫】大山桜
・筍白菜(菜の花)、ブロッコリー、ネギを収穫
【⑤苺畑貸主さん依頼の木材運び】
・苺畑貸主さん宅裏の切り出された木材を軽トラ、バン2台に積み込み里野山家焼却場へ運搬、2往復
【番外:田んぼの蓮華状況確認】
・反省会で蓮華の鋤込はいつが良いのか、そもそも蓮華はあまり育っていないのでは?と話題に
・解散後、皆さん気になったのか反省会参加メンバーほぼ全員、ヨリちゃん田に集合😅
・田んぼ一面に鹿の足跡、糞多数、蓮華は生えてはいるけど…僅か
どうも食べられたらしい…(三段畑との写真参照)
【要確認事項、他】
・LINEトークであったように新たに精米所畑と公民館までの道沿いの田んぼをキヌヒカリ稲作に、蓮華畑の田んぼ化は諦めて黒豆他を栽培に変更 ⇒新しい田んぼの名前募集!
・種購入要
-(直)サツマイモ、黒豆、ヤマフクモチ、落花生
-(ポット)ピーマン、甘長、キュウリ、トマト/ミニトマト、ナス、バターナッツ
【今後の予定】
4/7(日) 雨の場合も実施可
・もち米(ヤマフクモチ)種籾選別、温湯消毒、浸種
・ビニールハウス扉修復
・里芋芽出し
・夏野菜種蒔(ピーマン、甘長、キュウリ、トマト/ミニトマト、ナス等)
・野菜の収穫
他、控えている作業
・大山桜畑下段山側畝準備
・ポカポカ畑、各田んぼ、畑獣害対策、点検
・イチゴ黒マルチ設置
・ジャガイモマルチ穴あけ
4/9(火)培養土運搬
うるち米(キヌヒカリ) もち米(ヤマフクモチ)
浸種から7~12日後に種籾干し冷蔵
4/21(日) 播種・育苗 4/28(日)
蓮華鋤込
4/28(日) 育苗田移動 5/5(日)
蓮華鋤込、均平化
5/3 朝8:00~精米所畑溝泥上げ
13:00~畦倉池清掃
5/5 朝8:00~下里の溝泥上げ
諸事情で残念ながら来られていない方々にも、一日も早く日常が戻り、また一緒に作業ができますように🙏祈り継続🙏
Divine Love and Peace be with you💕💕