刈払い機講習会

9:30〜10:45 講習会
10:45〜11:00 休憩
11:.00〜12:15 講演会
12:15〜12:30 質疑応答
12:30〜13:30 昼食
13:30〜15:00 実技る
【参加人数】10人

『エンジン式』
2サイクル  
4サイクル→マキタ、ホンダ
『バッテリー式』
大半はリチウムイオン電池で電圧(ボルト)で用途も変わる。
14、4V 18V 36V 40V
※中国製→充電→発火する危険性高い

『チョークについて』
「チョーク(choke)の意味」
窒息させる、塞ぐ、息苦しくさせる。
「低音時はエンジンが、なぜ、始動しにくいの?」
空気の密度に大きく関係しています。
同じ圧力の空気で比べた場合、空気の温度が高いと密度が低くなり温度が低いと密度が高くなります。
キャプレターは負圧(圧力の差)で空気とガソリンを吸い込む仕組みのため同じ圧力の環境下では気温が高い時よりも低い時の方が吸い込む空気の密度が濃くなります。
ですが負圧によってガソリンを吸い上げるキャプレターの構造上、同じ圧力下で空気の密度だけが変わる場合、吸い上げられるガソリンの量は大きく変わりません。そのため、相対的にガソリンの量の割合が少なくなり、いわゆる混合気が「薄い」状態が作りだされ、なかなか火がつきにくい状態になるということです。
「チョークの仕組」
チョークはキャプレターの空気の通り道を強制的に狭めることで空気の量を少なくします。
相対的にガソリンの割合を高くすることによって混合気の濃い状態を作り出し天火しやすくします。

『メーカーと取扱い店』
「DIYと、ホームセンター専門農家店の違い」
DIY : 価格は廉価、修理アフターが十分ではない。→修理すぐに出来ない。
「主なメーカー」
ベスト1)マキタ
ベスト2)H I k o i
マルヤマ、リョウビ、ヤマゼン、タナカ

農機具店 : 価格はDIYの倍以上、代わりに修理アフターはしっかしている。
ベスト1)ゼノア
ベスト2)スチール
やまびこ、新宮、マキタ、Hikoi

『機械の運転方法』
チップソー : 通常回転数5000回転
ビニール紐 : 5000〜.8000回転
『刈払い機の2サイクルエンジンは11000回転位は回るがエンジンを痛める)

『混合燃料について』
•ガソリンは気化する為、温度が上がる夏場は特に危険→気化防止の為、携行缶の中蓋をつける。
「タンクからの移し替え」
•作業終了後、タンクに燃料が余ってあならがガラスの瓶に一度、移し替える。
そして、それを燃料容器または携行缶へ移し替える→燃料がこぼしにくい。
『2サイクル混合燃料のランクと用途』
FA: 昔の2サイクルオートバイのオ
オイル、混合比率は、20,・5
FB: 汎用農機具、船外機などの混合   
   比率は25 : 1
FC: 最近チェンソーや刈払い機はどちらも50:1です
FD:すべて適用。

『構造とメンテナンス』
•エアークリーナー:出来れば毎回作業終了後点検。
•先端歯車室のグリース交換は年一回。
•他にもクラッチ、燃料フィルターなどは必要に応じてメンテ→中性洗剤を使用する。
『刈払い作業の基本動作』
①草刈り作動→セーフティレバーを握る。
②元に戻すの間→セーフティレバーを放す。
この動作をすると燃料の節約、②の動作の時、エンジンが低音になる。この時に緊急連絡の声かけが聞こえやすくなる。
③ハンドル(グリップ)を軽く握って構え、上体をまっすぐ起こり両足を肩幅に開き、右足を半歩前に出す。
④刃先は刈刃の送り先方向に5〜10°傾けて構える。

「刃について」
•2枚刃、4枚刃→パワーがある→重い、キックバックしやすい。
•刃を縦に見ると刃の向きが交互にジグザグ斜めに傾いている→アサリ目
「飛散防護装着ついて」
•草が挟まってしまやすいが刃と飛散防護装着の距離は移動してはいけない。
•飛散防護装着を外してはいけない→怪我をした時、保険が適応されない。
『ビニール紐について』
•紐は事前に水をつけて使用する→草が切れやすくなる。
•紐はリール本体から10〜15cmまで、出し過ぎるとクラッチやエンジンを痛める。
•機械本体もエンジンの排気量は25cc以上、バッテリーは36V以上を使う。
『あれば便利グッズ』
•肩バンド→機械の重さが軽くなり両手が自由になる。
•安全スパイク地下足袋→急な斜面の草刈りの時、滑らず作業がしやすい。
•「ジズライダー」地ズリ刈りとスタビライザーの2つの言葉で出来ている。刈払い機を地面に滑らせる事によって安定した草刈り作業が出来る安定板。

『実技の感想』
実際、夏の季節に草刈りをする時が多いので猛暑の中、どのくらい体力が消耗するのか?
自分な草刈りをする時、早朝?夕方?と選択出来るようになった。
•初心者は刈払い機を使用する事で自信につながったのではないでしょうか?
•経験者は他のメーカーの刈払い機を使用出来たので次回、購入する時の目安になったのではないでしょうか?
やはり、身体で覚えるのが1番ですね。
今日は講演会の下準備して頂いた講師やスタッフの皆さん、ありがとうございました🙇‍♀️
それと参加者の皆さん、お疲れ様でした。
私も数年前、宝塚で刈払い機の講演会へ参加しましたが今日の講演会に参加をして良かったと思いました。
経験者ならではの視点、注意点、アドバイスetc
盛り沢山の講演会でした。
自己流の人も何回か講演会を参加されている人も再度、この講演会に参加される事をお薦めします。