刈り払い取り扱い安全講習会
【講師】
田村 一裕さん
【アシスタント】
四家圭二郎さん
〈参加人数〉
大人 12 人
「気温」
7/22℃
「天気」
曇り/晴れ
「時間」
9:30〜10:30




















【混合燃料の作り方】
「必要物品」
●スチールピュアエンジンオイルー(オイル2サイクル用CDクラス)
●ガソリン
●混合容器
・混合計量タンク5L(混ぜ専用)
・ガソリン用容器STHL(保管用)
●ガソリン缶(赤色スチール缶)
●計量カップ
●雑巾
「作り方」
①混合燃料用ポリタンク5Lに対しオイル用サブタンクにオイル1/50の100ccを正確に注入。
②ポリタンクのメインタンクに5Lを正確に注入。
スタンドから入手のガソリン缶(赤色スチール缶)に移す。
※この時、丸い赤ギャップは外さない。
(別の蝶ネジを緩める→空気を抜く→キャップを外す)
③メインタンクに入ったガソリンをサブタンクオイル側に移す。
(この時、容器キャップは全て閉じる)
④ポリ容器を数回、撹拌して完全にオイルとガソリンが混ざった(薄ピンク色→薄緑色)のを確認する。
→混合燃料専用の容器に移す。
容器はオートフィラー(自動給油口付キャップ)を使用する。
【質問事項】
①オートバイク専用之2サイクルエンジンオイルは使用可?
→使用不可
②ホームセンターやガソリンスタンドの混合燃料は使用可
→ホームセンターは販売している。
→ガソリンスタンドは販売していない。
【注意点】
「ガソリンの特性」
・ 引火点 −40℃
・発火点 300℃
・沸点 40℃
●特に沸点40℃なので給油中、混合燃料作成時、火気(タバコ、蚊取り線香etc・・・)は絶対禁止!
●ガソリンは気化しやすく空気より重いので足元に置く蚊取り線香、タバコの灰は特に注意!
●燃料タンクは必ず日陰か屋内に保管する。
●直射日光の当る場所は禁止
【刈り払い機の刈刃の交換】
①刈り払い機のギアケースと刈刃の接続部に小さい穴に六角レンチ(小)をはめ込み固定する。(刈刃が動きやすいので)
②刈刃の接続部のナット(ネジ)に六角レンチで取り外す。
※ナットがきつい場合
→六角レンチを2本、重ねてナットを回す。
③刈刃を取り付けする前に表、裏を確認する。
④飛散防護カバーの場所確認。
→飛散防護カバーは刃の位置から15cmが原則
(15cm以上の離れている理由
→飛散防護カバーと刃の位置に草が詰まりやすいから)基本的に駄目!
【事故】
草刈り中、後ろから声をかけられ振り向き際に刃で傷つけてしまう。
→ホイッスル(笛)を吹く
【実技】
「場所」
里野山家ビニールハウス近く
「内容」
※草刈り初心者から希望者から実技開始。
①刈り払い機ベルトを調整する。
②エンジンがかからない→チョーク閉じる
エンジンをかかる→チョークを開ける。
③刈刃の草を刈る部分→向かって上左側45度。
④足元→剣道のように摺り足で少しずつ進む。
⑤斜面→下の段から上から下に刈る。
【草刈り終了後の手入れの仕方】
①混合燃料が余った場合→燃料タンクに戻す。
②一度、エンジンがかける刈り払い機の燃料タンクを空にする。(エンジンが止まるまで)
③刈刃から飛散防護カバー(特に飛散防護カバーの裏側)が草や土で汚れているので自動車専用ブラシで洗う。
⑤風通しの良い場所で乾燥させる。
【ビニールカッター】
①ビニールの紐→10cm
10cm以上だとクラッチが焼ける。
②「裏技」ビニール紐を刈り払い機に取り付ける前に水に浸す→紐が切れにくくなる
【感想】
今日の「刈り払い取り扱い安全講習」では「混合燃料の作り方」「刈刃の取り付け」「実技」を教えて頂きました。
「混合燃料の作り方」は初めてだったので注意点を守れば格安で作れる事がわかりました。
「刈刃の取り付け」ではナット(ネジ)がきつい場合、六角レンチを2本、重ねてナットを回すと簡単に外れる。
「実技」では斜面の草刈りは下の段から上から下に刈る。
などわかりやすく説明して頂きました。次回のふるさと楽農部の草刈りでは皆さんが恐怖心を抱かず積極的に参加が出来る思います。ありがとうございました。
トラクター運転技術取り扱い安全講習会
「講師」三菱農機の荒川さん
〈参加人数〉
大人 8人
「時間」
13:30〜14:30
「場所」
里野山家
「実習場所」
苗床田んぼ
「気温」
7/22℃
「天気」
曇り/晴れ







































【トラクター運転技術取り扱い安全講習会】※講習会の詳しい内容は2022.5.15動画のYouTubeでご覧下さい。
トラクターYouTube
https://youtu.be/f0dVgqaYux4
「講習会内容ポイント」
『特徴』
●8速、高速4速
●耕運変速PT530〜540回転
●エンジン回転数2500くらい
●爪の長さチェック→里野山家はあと1cm
●爪が丸くなると耕運にムラが出来る。
●ブレーキ→2個
●曲がりたい側のブレーキを踏む
●内側が止めるくらい踏まない、ほげる(穴を開ける)→凹凸が出来ると浸水しても凸にヒエが多くなる。
●横に倒れやすい。
●危ない時は後ろから移動する。
●ウエート(ナンバープレイみたいな重り)が付いているのでフロントはあんまり浮かない。
●ウィリーしたらクラッチを切る。
「操作」
①トラクターの車体→横幅が弱い
田んぼ入る時→前から真っ直ぐ
田んぼ出る時→後から出る
※斜め&横から入ると転倒する。
🚜トラクターは並行な所に駐車場する。
②トラクターはMT車(ミッション)である。
③坂道でクラッチを切ると走る。
④運転席右側
「黒色レバー」→ロータリーの上下
「赤色レバー」→ロータリーの調節
⑤アクセルについて
NO1アクセル
→右足側の赤色アクセル「戻るタイプ」
NO2アクセル
→ハンドル右下の黒色アクセル「固定タイプ」
⑥高速4→アクセル全開→クラッチを離す→ウィリーする。
⑦トラクターの動かし方
1.クラッチを踏む。
2.🔑キーを入れる。
3.「予熱」のランプが着く→数秒で消える。
4.エンジンをかける。
5.アクセル→2000回転
(走行中→2000〜2500回転)
6.クラッチを離す
7,ロータリーが降ろせる場所まで走行する。
7.ロータリー(黒色レバー)を下ろす。
8.「耕運」にギアチェンジする。
9.深さ→15cm
9.トラクターが、曲がる時はロータリーを上げる。
10.エンジンの止める手順
クラッチ、ブレーキを踏む
→アクセル を手前に押す。
→主変速、副変速、耕うん変速(PTO)を中立する。
→キーをoffにわ回す
【トラクターの特性】
①水田→土を持っていく。
②畑→土を置いていく。
③ロータリー→真ん中持っていく。
【トラクター使用後の土を確認】
①耕運後、土の深さ15cmあるか確認
②土の質(バラバラ、サラサラ)
バラバラ→2速→田んぼ用
サラサラ→1速→畑用
【感想】
今回、3回目の「トラクター講習会」参加をしました。初心者向けの説明の後、経験者向けの説明もして頂きました。
例)
①田んぼ用は2速で耕運した方が良い。
②Uターンする時にブレーキを強く踏むと
穴を開ける→凹凸が出来てしまう。
今回は説明より実技の時間を多く取って頂いたので多くの楽農メンバーがトラクター耕運が出来るように次のステップに進められると思います。
わかりやすい講習会、ありがとうございました。
ありがとうございました🙇♀️