〈参加人数〉 大人 15人、小人1人
「時間」 10:00〜16:00頃
「気温」 3/16℃
「天気」 曇り時々晴れ
①菌ちゃん農法講義
②丸太・枯れ木集め
③菌ちゃん丸太畝作り
④こかぶら、人参、白菜収穫
【①菌ちゃん農法講義】
・菌ちゃん農法は、畑を微生物いっぱいにして微生物のパワーで育てる方法
・有機物をエサにする「糸状菌」に着目した土づくりは、早くから収穫でき、いずれは自然農へ移行
・糸状菌は植物の根と共生する有用な微生物で、効率的な栄養素の吸収、肥料と水の節約、非生物的ストレス耐性などの効果
・植物が光合成で得たエネルギーは糸状菌に戻して循環
<必要な準備物(有機物)>
刈草:刈り取った大型の雑草を2ヶ月程度野ざらしにし雨後のうれたものを使用、マメ科等の柔らかい雑草×、1.5年以上補充不要
籾殻:3~6ヶ月屋外雨ざらし、1~2年補充不要
竹:数ヶ月野ざらし、10cm程度の長さ1/4~1/2に割って使用、1年以上補充不要
落葉:スギの葉等、数ヶ月野ざらし、1~1.5年補充不要
剪定枝:長さ3~5cmチップ状、数ヶ月野ざらし、1.5~2年補充不要
⇒今回大山桜下段の畑には数ヶ月野ざらしのスギの葉を中心にした落葉を使用
<向かない有機物> 家畜糞、生ゴミ、米ぬか
窒素分が多く土の中に入れると乳酸菌や酵母菌が増殖し、糸状菌が増えにくく、一時的に土は肥沃になるが短期間で養分が失われる
<野菜作りしながら土作り>
・畝を作る場所に炭を鋤きこむと抗菌効果もあり微生物の住処をつくるので糸状菌が働きやすい土壌環境になる
・有機物をかき分け土の面に種植え、ポット苗は底がくるように植え穴との間に土を埋める
・収穫後は根を畝に残し、地上部の残渣は乾燥後に5~10cmにカットしてマルチの下に置く
・立てた畝は有機物を補充して使い続ける、畝の奥深く迄土作りができるまでに5年程度かかる
・マルチは痛んできたら張替、5年たったらマルチを外して様子を見る
※詳細はAさんが資料を準備して下さったので、必要な方は声掛け下さい
写真最後の1枚はA家の昨年の菌ちゃん畝、収穫の様子です😆
A先生、分かり易い資料、講義をありがとうございました👏👏
【②丸太・枯れ木集め】@里野山家の裏山
・里野山家の裏山より糸状菌が宿っていそうな朽ちた丸太をデポ地から収集(直径15cm以上の丸太11.5m程度、10cm以下の枝木1輪車2杯程度)
・酒井さと道やその脇に溜まった落葉をガーデンバックに入れて大山桜下段畑へ運搬(6~8袋x2往復程度、約3程度使用)、一輪車や運搬車利用
【③菌ちゃん丸太畝作り】@大山桜畑下段
・収穫の終わった白菜/サニーレタスの畝⑥⑦を備中鍬等で軽く耕運して均す
お昼休憩
💕美味しいご飯を食べてエネルギー補給💕
・丸太畝形成予定の約1m幅のエリアを確保し、炭を一斗缶5~6杯分入れて鋤きこむ
・朽ちた丸太を中央部に配置して約1m幅になるように土を盛る
・畝の高さ約40~50cmになったら畝が台形になるように整形して枯葉を盛る
・枯葉の上部が隠れるくらい土を被せる
⇒雨予報の日が続くので、一週間雨ざらしにして次回活動日1/24(土)に黒マルチを被せる予定
※前回作付け相談で、菌ちゃん丸太畝は大山桜山側に延長となったが、水はけ悪い所は好ましくないとの事から、ジャガイモ畝を予定していた畝⑥~⑧の川側に2畝作ることに変更
※前にレンゲ畑、蜂の巣箱設置で使用していた畑(仮称:れんげ畑)が借用可能なら、ジャガイモはそちらの一部を使用
【④こかぶら、白菜、人参収穫】
大山桜畑
・こかぶら畝は全て収穫し、防虫ネットは撤収
(葉っぱは黄色みがかっていても柔らかく美味しかった🤗種蒔き時期はホウレンソウとともに遅かったかも…)
・白菜、筍白菜も収穫
和子さん畑
・大根畝脇の人参はタマネギを植えた畝を除いてすべて収穫
(大小さまざま、意外と生でも葉っぱまで美味しくかじれましたよ🤗)
【今後の予定、他】
次週2/24(土)は菌ちゃん丸太畝作りマルチ張りと追加畝作り🤗
・菌ちゃん畝マルチ張りと追加畝作り
・エンドウ種蒔き
・奥山川葦刈り
・冬野菜の収穫、手入れ
他、控えている作業
・ポカポカ畑獣害対策
諸事情で残念ながら来られていない方々にも、一日も早く日常が戻り、また一緒に作業ができますように🙏祈り継続🙏
Divine Love and Peace be with you💕💕